このブログでは、弟犬・ペニーのドッグショーの話を何度か書いてきました。
実はペニー、ショーと並行してもうひとつ挑戦していることがあります。それが、アジリティです。
今年の2月から、しつけ教室で練習を続けています。今回はその第一弾として、アジリティを始めたきっかけと、実際にやってみて分かった「意外と地味な基礎練習」について書いてみたいと思います。
きっかけは、しつけ教室のトレーナーさん
そもそも、しつけ教室に通い始めたのは、ペニーをドッグショーに出したいと思ったからでした。
ところが通い始めてみると、そこのトレーナーさんが、アジリティにとても力を入れている方だったのです。
もともと私自身、アジリティには興味がありました。犬が障害物を飛び越えたり、トンネルをくぐったり、ポールの間をジグザグに走り抜けたり。あの躍動感、見ていて楽しいですよね。
そして何より、ペニーです。
兄犬・マグと比べると、ペニーは明らかに足が速い。動きも軽やかで、運動神経が良さそうだなと以前から感じていました。この子ならアジリティに向いているんじゃないか、と。
トレーナーさんとの出会いと、ペニーの資質。このふたつが重なって、しつけの延長として、アジリティを始めることになりました。
いきなり障害物、ではありません
アジリティと聞くと、いきなりハードルやトンネルの練習をするイメージがあるかもしれません。
でも、実際は違いました。
まず徹底的にやったのは、しつけの基本です。
「待て」と「おいで」
まずは基本中の基本、「待て」と「おいで」。
アジリティは、犬が飼い主の指示を聞いて動く競技です。だから、そもそも指示が通らなければ話になりません。ここができていないと、その先には進めないわけですね。
リーダーウォーク
次に、リーダーウォーク。
これは、飼い主が常にリードして歩く練習です。犬が好き勝手に前へ行くのではなく、飼い主の歩調に合わせて歩く。主導権は飼い主にある、ということを体で覚えてもらう練習です。
これを、まず徹底的にやりました。
呼び戻し
そして、呼び戻しの練習。
ロングリード(長いリード)を使って、ペニーを自由に歩かせます。そしてリードがピンと張る直前のタイミングで、「おいで」の合図で呼び戻す。
自由に動いていても、飼い主の声には必ず反応して戻ってくる。これができるようになると、リードを外した状態での競技にもつながっていきます。
最初は、まったくうまくいきませんでした
さて、これらの練習。最初からうまくいったかというと、まったくそんなことはありませんでした。
リーダーウォークをやろうとすれば、ペニーは好き勝手に歩いていく。呼び戻しをやろうとしても、こちらの声などどこ吹く風。
そりゃそうです。人が大好き、犬が大好き、周りのすべてが気になって仕方がないペニーですから。飼い主の指示より、目の前の楽しそうな何かのほうが優先されるわけです。
正直、「これ、本当にできるようになるんだろうか」と思ったこともありました。
そんなとき、トレーナーさんが言ってくださったのが、この言葉です。
「初めはこんなもんですよ。根気よくやっていきましょう」
この一言に、ずいぶん励まされました。
少しずつ、聞いてくれるようになった
トレーナーさんの言葉を信じて、根気よく続けました。
すると、少しずつではありますが、ペニーが言うことを聞いてくれるようになってきたのです。
好き勝手に歩いていたのが、ちらっと私を見るようになる。呼んでも来なかったのが、振り返ってくれるようになる。本当に少しずつ、亀の歩みのような進歩ですが、確実に変わっていきました。
犬のしつけは魔法ではなくて、こうやって地道に積み重ねていくものなんだなと、身をもって実感しました。
そしてこの基礎が、次のアジリティの練習へとつながっていきます。
次はいよいよ、ハードルから
基礎ができてきたところで、ようやくアジリティらしい練習が始まります。
まずは、ハードルをひとつ飛び越えるところから。
このあたりの話は、次回の記事で詳しく書いていきたいと思います。ペニーは無事にハードルを飛べたのか、それとも…?乞うご期待、ということで。
おわりに
今回は、ペニーがアジリティを始めたきっかけと、基礎練習について書かせていただきました。
アジリティというと華やかな競技のイメージがありますが、その土台には「待て」「おいで」「リーダーウォーク」といった、地味だけれど大切な積み重ねがあるんですね。始めてみて、そこが一番の発見でした。
これからアジリティに挑戦してみたいと思っている方の、参考になれば嬉しいです。そして何より、ペニーとの練習の記録として、これからも書き残していけたらと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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