ビションフリーゼのアジリティ練習|ハードルを跳べるようになるまで

ビションフリーゼのアジリティ、ハードル練習の記事のアイキャッチ アジリティ

前回の記事では、弟犬・ペニーがアジリティを始めたきっかけと、「待て」「おいで」「リーダーウォーク」といった基礎練習について書きました。

今回はその続きです。いよいよ障害物の練習、ハードルに挑戦した話を書いていきたいと思います。

基礎練習は、ずっと並行して続けます

まず大事なことをひとつ。

障害物の練習に入ったからといって、基礎練習が終わるわけではありません。

リーダーウォーク、そして「待て」「おいで」の呼び戻し練習。これらは今も繰り返しながら、並行して障害物の練習をしています。

基礎は一度できたら卒業、というものではないんですね。むしろ、これが土台になっているからこそ、障害物の練習が成り立つ。やっていくうちに、そのことがだんだん分かってきました。

まずは、低いハードルをひとつだけ

障害物の最初は、ハードルです。

そして、ここで大事にしたのが「低いハードルから始めること」でした。

理由は、成功する喜びを味わってもらうためです。

いきなり高いハードルを設置しても、跳べなければペニーは楽しくありません。「できない」「難しい」という経験が積み重なると、アジリティそのものが嫌いになってしまうかもしれない。

だからまず、確実に跳べる低さから。「できた!」という経験をたくさん積んでもらうことから始めました。

跳べたら褒める、ご褒美をあげる。ひたすら繰り返し

練習の流れは、とてもシンプルです。

ハードルをひとつ跳べたら、褒める。そしてご褒美をあげる。

これをひたすら繰り返します。

跳べるようになったら、ハードルの数をひとつ増やす。成功したら、また褒めてご褒美。またひとつ増やす。褒める、ご褒美。この繰り返しです。

もちろん、途中で失敗することもあります。そういうときは、失敗したところからやり直し。そしてできたら、また褒める。

地味ですが、この積み重ねしかないんだなと思います。

跳ぶ前の姿勢、始まりの合図

トレーナーさんからは、跳ぶこと以外にも、いろいろ教えていただきました。

たとえば、跳ぶ前の姿勢について。どういう体勢からハードルに向かわせるかで、跳びやすさが変わってきます。

それから、始まりの合図。「さあ、行くよ」という合図をきちんと決めておくことで、犬もスイッチが入りやすくなります。

このあたりは、素人ではなかなか気づけない部分でした。教えていただきながら、ひとつずつ進めています。

夏場は、飼い主が盛り上げ役に

ここでひとつ、季節の話も。

夏の暑い時期は、犬にとってもしんどいものです。ただでさえ暑いのに、走って跳んで、となると相当な負担でしょう。お出かけのときの暑さ対策にも気を使う季節ですが、練習となればなおさらです。

そういうときは、できるだけ声をかけて、励まして、盛り上げながらやるようにしています。

「いいよ!」「上手!」と声をかけて、テンションを上げてあげる。飼い主が楽しそうにしていれば、犬も「楽しいことなんだ」と感じてくれる気がするんです。

アジリティを楽しんでもらうために、飼い主のほうも気をつけてあげる。これも大事なことだなと感じています。

ペニー、着実に跳べるようになりました

そんなこんなで練習を続けて、ペニーはどうなったか。

スピード感はまだまだですが、着実にハードルを跳んでくれるようになりました。

正直、最初は「本当にできるようになるんだろうか」と思っていたので、これは大きな進歩です。低いハードルから始めて、褒めて、ご褒美をあげて、少しずつ数を増やして。地道な積み重ねが、ちゃんと形になってきました。

ペニーも何とか頑張ってくれています。ありがとう、と言いたいですね。

課題は「集中力」

ただ、課題もはっきりしています。

一番の課題は、集中力です。

途中で集中力が切れてしまって、コースから逸走してしまう。あるいは、他のことに気を取られて、いきなりやらなくなってしまう。

これ、ドッグショーでも同じことが課題になっていました。人も犬も大好きで、周りのすべてが気になってしまうペニーらしい課題です。

でも、ここで思うのです。

集中力の問題は、結局のところ、基本であるリーダーウォークや「待て」「おいで」の練習につながってくるのではないか、と。

飼い主に意識を向けること。指示に応えること。それができるようになれば、集中力も自然とついてくるはず。

だから、これからも基礎練習と障害物の練習を、合わせてトレーニングしていきたいと思っています。回り道のようで、実はこれが一番の近道なのかもしれません。

おわりに

今回は、ペニーのハードル練習について書かせていただきました。

低いハードルから始めて、成功の喜びを味わってもらう。褒めて、ご褒美をあげて、少しずつ増やしていく。そして基礎練習も並行して続ける。

書いてみると、特別なことは何もしていません。でも、この地道な繰り返しが、犬の「できる」を作っていくんだなと実感しています。

まだまだ課題は山積みですが、ペニーと一緒に、少しずつ進んでいけたらと思います。また練習に進展があれば、その様子も書いていきたいと思います。

これからアジリティに挑戦してみたい方の、何かの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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