第1回でブログ全体のご挨拶、第2回で愛犬2頭の紹介をしてきました。今回は、もうひとつの大切な趣味、競馬との出会いについてお話したいと思います。
気がつけば、もう30年以上。途中で少し離れた時期もありましたが、結局また戻ってきてしまう。それくらい、私の人生に深く根付いた世界です。
きっかけは、先輩からの「面白いよ」のひと言
そもそもの始まりは、本当にちょっとしたことでした。先輩に「面白いから一度見てみたら?」と勧められたのがきっかけです。
正直、最初は「ギャンブルでしょ?」というイメージが先に立ち、そんなに乗り気ではありませんでした。
でも、一度レースを見てしまうと——あとはご存知の通り、すっかり魅了されてしまったわけです。
当時の競馬界を彩っていた、平成のスター達
私が競馬を見始めた頃、ターフには錚々たる名馬たちが集まっていました。
- トウカイテイオー — シンボリルドルフの息子。皐月賞・日本ダービーを無敗で制した「皇帝の子」
- メジロマックイーン — 天皇賞春連覇の本格派ステイヤー
- オグリキャップ — 1990年で引退していましたが、ファンの記憶にはまだ生々しく残っていた時代
毎週末、テレビをつければドラマがあった——そんな時代でした。1990年代前半は、今振り返っても競馬界の黄金期だったのではないかと思います。
私を競馬に夢中にさせた一頭、ミホノブルボン
そんな中で、私の心を一番強く掴んだ馬がいました。
ミホノブルボンです。
「逃げ馬」の美学
ミホノブルボンは、徹底した逃げ馬でした。
ハナを切って、後続を引き離して、最後まで前を譲らない。そのレースぶりは美しく、しかも強い。1992年の皐月賞、日本ダービーを無敗で連勝し、クラシック2冠を達成しました。
逃げ馬がダービーを勝つ——これは本当に痺れる光景でした。
菊花賞、あと一歩で三冠
そして、その年の秋。三冠目の菊花賞。
長距離戦で逃げ切るのは並大抵のことではありません。それでもミホノブルボンは、自分のスタイルを変えませんでした。
ハナを切って、4コーナーまで先頭を譲らず、直線でもしぶとく粘る。「このまま行ってしまうのか」と画面の前で固唾を呑みました。
ところが、最後の最後、外から差してきたのがライスシャワー。あの「黒い刺客」に、ゴール直前で交わされてしまいました。
あれほど悔しいレースは、後にも先にもなかなか思い出せません。
北海道へ、会いに行った
ミホノブルボンは、その後脚部に故障を抱えて引退。種牡馬として北海道へ。
私は、彼に会いに北海道まで足を運びました。
その時の旅は、ミホノブルボンだけが目的ではありませんでした。せっかくの北海道、せっかくの牧場巡り。色々な名馬に会いに行きました。
- シンザン(戦後初のクラシック三冠馬・五冠馬)
- オグリキャップ(平成の怪物)
- タマモクロス(芦毛のグランプリホース)
- メジロライアン
- プレクラスニー
- ヒシマサル
ターフを彩った名馬たちが、引退後の穏やかな日々を過ごしている姿は、本当に感動的でした。
そして肝心のミホノブルボンには——奇跡的に会うことができました。
引退馬は必ずしも会えるとは限りません。タイミング、牧場の都合、馬の体調。色々な条件が揃って、初めて対面できる。あの時、目の前にいた彼を見て、「ああ、本当に来てよかった」と心から思いました。
ターフを走る彼ではなく、引退後の彼に会えたこと。その経験は、私の競馬人生における大切な一ページになっています。
忘れられない初当たり|1991年有馬記念のダイユウサク
もうひとつ、競馬にハマり込むきっかけになった出来事があります。
1991年12月22日、第36回有馬記念。
1番人気はメジロマックイーン。誰もが「強い馬が勝つだろう」と思っていたレース。
ところが結果は——14番人気のダイユウサクが一着。あの時の、グランプリの大波乱。
私が買っていたのは馬連。そして、なんとそれが的中したんです。
配当は当時としては破格の高額。何より、「自分の予想が当たった」という感覚が、忘れられないものになりました。
「これは面白い」と、心の底から思った瞬間でした。
30年で変わった、私の競馬との向き合い方
正直に言うと、始めた頃は「やっぱりギャンブルだな」という感覚も少なからずありました。当たれば嬉しい、外れれば悔しい。シンプルに、その繰り返し。
でも、何十年も競馬を見てきて、自分の中で少しずつ変化が起きてきました。
今は、馬券は買います。でも、金額は少額。
そして、何よりも大切にしているのは「応援する気持ち」です。
自分の予想した馬が頑張ってくれるか。前走で凡走したあの子が、今日は巻き返してくれるか。気にかけていた馬の血統が、新しい世代でどう花開くか。
勝ち負けではなく、馬の物語を追いかける。それが今の私の競馬の楽しみ方です。
私の予想スタイル|血統と、ひらめきと
予想する時、私が考えているのは——
- 血統(父・母・母父)
- 芝・ダート適性
- 距離適性
- 過去の人気と着順(特に、人気して凡走した後の巻き返し)
- その距離での実績
…と、ありきたりな要素を見ています。
ただ、データだけにとらわれないようにもしています。「今日この馬、なんとなく良さそうだな」という直感も大事にする。データと直感、その両方が交わったところに、的中のヒントがあるような気がしています。
そしてもうひとつ、馬名に惹かれてしまうのも、私の競馬の楽しみ方のひとつ。
「この名前、いいなぁ」と思った馬を、つい応援してしまう。ロマンチックな名前、詩的な名前、意味深な名前。そういう馬を見つけると、データに関係なく、馬券を買いたくなってしまうことも。
馬名から見えてくる、馬主さんやネーミングした方の想い。そこにも、競馬の奥深さがあるなぁと、いつも感じています。
これからの予想記事について|大切なお願い
これからこのブログでは、レース予想も少しずつ書いていきたいと思っています。観戦記、注目馬の話、重賞の予想など、競馬の楽しみを少しでも共有できたら嬉しいです。
ただし、ひとつだけ大切なお願いがあります。
馬券の購入は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。
このブログで紹介する予想は、あくまで一人の競馬ファンの個人的な見解にすぎません。当たることもあれば、外れることもあります。それを参考にするかどうかは読者の方の自由ですが、最終的な馬券の選択は、それぞれが自分の責任で行っていただきたいと思っています。
競馬は楽しむもの。そして、無理のない範囲で——これは、長年競馬を続けてきた私からの、心からの願いです。
このお願いを大切にした上で、これから一緒に競馬の世界を楽しんでいけたら嬉しいです。
これからもターフを見続けて
30年以上、競馬を見続けてきて、まだ飽きないどころか、毎週末がまだ楽しみで仕方ありません。
血統という長い物語を、馬という生きた走る姿で目の前に見られる。これほど面白いスポーツは、なかなかないと思います。
これからも、印象に残った馬、心に残ったレースのことを、このブログで少しずつお話していけたらと思います。
馬名に惹かれて応援してきた馬たちのことも、今後の記事でゆっくり紹介していく予定です。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。


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