兄犬・マグとの出会い|我が家に来てくれた、おっとりした白いふわふわ

ビションフリーゼ

ブログを始めて、第1回・第2回で愛犬たちを少しだけご紹介しました。

第3回・第4回では競馬のお話を書いてきましたので、本当はその流れで「馬名に惹かれた馬たち(前編)」の続きとして「後編」と続けようかとも思っていたのですが——書こうとペンを取った(キーボードを叩いた、ですね)ところで、ふと「そういえば、兄犬・マグとの出会いについて、まだちゃんと書いていなかったなぁ」と思い立ちまして。

ブログは私の思いつくままに、競馬の話、愛犬の話、と気の向くままに綴っていこうと思っております。連載の途中で話題があちこちに飛んでしまうこともあるかもしれませんが、どうかゆるりとお付き合いいただけますと幸いです。

ということで、今回は2頭の愛犬のうちの兄犬・マグとの出会いについて、もう少し丁寧に書いてみたいと思います。我が家にやって来てくれた、あの日のことを。

新しい家族を迎えるまでに、考えたこと

兄犬・マグを迎えるよりも前に、実は我が家にはもう一頭、ビションフリーゼの先住犬がいました。

その子は、7歳という若さで病気のために旅立ってしまいました。今でもふと思い出すと胸が締めつけられる、大切な家族でした。

詳しい話は、いつかきちんと書ける日が来たら書きたいと思っています。今はまだ、上手く言葉にできない気持ちもあるので、ここでは少しだけ触れさせてください。

先住犬を迎えた当時、私は犬を飼うということについて、正直なところ知識が十分ではありませんでした。「ビションフリーゼが飼いたい」という気持ちが先に立って、ブリーダーさん選びについてもあまり深く考えずにご縁を結んでしまったのです。

迎え入れたあと、いろいろなことを知るうちに、犬を迎えるということは、ただ「可愛いから」だけでは済まないのだと痛感しました。どんな環境で生まれ、どんなふうに育てられてきたか——それが、その子のその後の人生(犬生)に大きく関わってくる。当たり前のことなのですが、私はその当たり前を、先住犬から教えてもらったように思います。

ですので、次に新しい家族を迎えるときは、必ず信頼できるブリーダーさんから、と心に決めていました。

兄犬・マグとの出会い

先住犬を見送ってしばらくしてから、私たち家族は「もう一度、ビションフリーゼと暮らしたい」と思うようになりました。

先住犬がくれた時間があまりにも幸せだったので、もう一度あの白いふわふわの家族と一緒に暮らせたら——そう思ったのです。

今度はじっくり時間をかけて、信頼できるブリーダーさんを探しました。飼育環境を大切にされていて、犬の健康や血統にもしっかり向き合っておられる、いわゆる「一流」と呼ばれるブリーダーさんです。

何度かやり取りを重ねて、ご縁があったのが、兄犬・マグでした。

初対面の日、二足立ちのお迎え

初めて会いに行った日のことは、今でもよく覚えています。

ブリーダーさんのところに伺って、ドキドキしながら兄犬・マグと対面した瞬間——なんと、兄犬・マグは後ろ足で立ち上がって、私たちをお迎えしてくれたのです。

二足立ちで「ようこそ!」とでも言っているような、あのなんとも言えない可愛らしい姿。

「えっ、何この子。可愛すぎる」

家族みんなで顔を見合わせて笑ってしまいました。

個人的には、あの瞬間に「この子と暮らしたい」と心が決まったように思います。もちろん、性格や健康状態など、ブリーダーさんから丁寧にお話を伺ったうえでの判断ではあったのですが、最初の「二足立ちお迎え」のインパクトは、今思い出しても忘れられません。

ちなみに、その後の兄犬・マグはというと、あの二足立ちは「初対面のあいさつ」だったのか、その後はそんなに見せてくれません(笑)。あの日だけの特別なご挨拶だったのかもしれませんね。

我が家に来た日

正式に我が家に迎え入れた日、兄犬・マグは思っていたよりもずっと落ち着いていました。

新しい環境に来た犬は、緊張して固まってしまったり、逆に興奮して走り回ったりすることが多いと聞いていたのですが、兄犬・マグは「ふーん、ここがこれからの家か」とでも言うような、おっとりした態度でやって来ました。

家のなかをひととおり見て回って、用意していたベッドに寝そべって——もうすっかり「ここに住む犬」の顔をしていました。

おっとりした性格は、小さい頃から変わらないようです。初日からとてもマイペースに過ごしてくれて、迎えた私たちのほうが「あれ、こんなに自然体で大丈夫?」と拍子抜けしてしまったくらいでした。

きっと、ブリーダーさんが愛情をかけて育ててくださったからこそ、新しい環境にも安心して入ってこられたのだと思います。改めて、信頼できるブリーダーさんとのご縁の有難さを感じた一日でした。

兄犬・マグのこと、もう少しだけ

兄犬・マグは、いわゆる「スタンダード」なビションフリーゼの顔立ちとサイズに育ってくれました。

ありがたいことに、周りの方から「ザ・ビションって感じだね」と言っていただくこともしばしばあります。お会いする方、お会いする方に同じようなことを言っていただけるのは、飼い主としては本当に嬉しいことです。

私個人としても、「ビションフリーゼといえばこの顔!」と思えるような、お手本のような顔つきとサイズに育ってくれたなぁと感じています(親バカで申し訳ないのですが)。

ただ、去勢済みということもあり、ドッグショーに出ることはありません

なので兄犬・マグは、ショーの世界とは無縁の、純粋に「愛玩犬」として、我が家のかけがえのない家族です。

人にも他の犬にも、たまに「塩対応」を見せるところがあって——撫でようとした手をひょいとかわされたり、他の犬から「遊ぼうよ!」と誘われても「いや、結構です」みたいな顔をしたり。

でも、それも含めて、本当に愛らしいのです。塩対応のあとに、ふっと振り返って甘えてきたりするものですから、こちらはもうメロメロです。

先住犬が教えてくれたこと

兄犬・マグと暮らすようになって、改めて思うことがあります。

それは、先住犬がいてくれたからこそ、今の兄犬・マグとの暮らしがあるということです。

先住犬が教えてくれたのは、「犬を迎えるということの責任」、そして「健康に育つ環境の大切さ」でした。あの経験がなければ、私はブリーダーさん選びにここまで真剣に向き合えなかったかもしれません。

兄犬・マグが、今こうして元気にご飯を食べて、おっとりとお昼寝をして、塩対応をかましてくる日々——それは、当たり前のようでいて、本当はとても有り難いことなのだと、しみじみ感じています。

先住犬が残してくれた学びを胸に、これからも兄犬・マグ、そして弟犬・ペニーと一緒に、丁寧な毎日を積み重ねていきたいと思っています。

おっとりな兄犬・マグ、でも実は……

ここまで読んでいただくと、兄犬・マグは「おっとりして、マイペースで、何事も動じない子」というイメージかもしれません。

確かにそういう子です。普段は本当に、おっとりとした白いふわふわなのです。

ただ、ひとつだけ。

兄犬・マグには、大の苦手なことがあります。

それは……お留守番です。

おっとりした性格からは想像できないくらい、お留守番に関しては別人(別犬?)のように苦手で、私たち家族もずいぶんと頭を悩ませました。

そのお話は、また次回、じっくり書かせていただこうと思います。同じようにお留守番が苦手なワンちゃんを飼っていらっしゃる方には、もしかしたら少しだけ共感していただけるかもしれません。

おわりに

今回は、兄犬・マグとの出会いについて書かせていただきました。

二足立ちでお迎えしてくれたあの日から、兄犬・マグは我が家にたくさんの笑顔をくれています。「迎えてくれて、ありがとう」と言いたいのは、きっと私たち家族の方なのだと思います。

先住犬が教えてくれたこと、信頼できるブリーダーさんとのご縁、そして兄犬・マグ本来のおっとりした性格——いろいろなものが重なって、今の暮らしがあるのだなぁと、書きながら改めて感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、先ほど少し触れた「兄犬・マグのお留守番事情」について書く予定です。よろしければ、また覗きに来てくださいね。

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