前回の記事で少しだけご紹介した、我が家の2頭のビションフリーゼ。今回はもう少し詳しく、兄犬のマグと弟犬のペニー、それぞれの性格や日常の小さなエピソードをお話していきたいと思います。
同じ犬種、同じ家で暮らしているのに、不思議なくらい性格は正反対。そんな2頭の毎日をお届けします。
兄犬・マグ|おっとりタイプの、ちょっと塩対応な甘えん坊
マグはとにかく、おっとりしています。
人にも他のワンちゃんにも、いつもニコニコ愛想を振りまく…というタイプではなく、たまに「塩対応」になることも。「あ、今そんな気分じゃないの」と全身で伝えてくる感じです。
そんなマグの一番の関心ごとは、なんといってもご飯です。
「ご飯」「おやつ」「フード」、このあたりの単語に反応するのは、もう何歳になっても変わりません。 食事の時間が近づくと、私の動きをじーっと観察しています。
お散歩は…ちょっと苦手
意外と知られていないビションフリーゼの一面かもしれませんが、マグはお散歩があまり得意ではありません。
正確には「進んで行きたいタイプ」ではない、という感じ。出かけてしばらくは「ふんふん」とにおいを嗅ぎながら歩くのですが、帰り道に方向転換した途端、足取りが急に軽くなるのがいつものパターン。
「やっぱり家が一番」というマグらしい歩き方が、見ていてとても愛おしいです。
嬉しい時の、ちょっと独特な動き
これは飼い主だけが知っている、マグの可愛い癖です。
嬉しい時や何かを要求している時、ちょっと独特な動きをするんです。特に大喜びしている時には、その動きが高速モードに切り替わって、見ているこちらも思わず笑ってしまうほど。
言葉が話せない代わりに、体全体で気持ちを伝えてくれる。これがマグの最大の魅力かもしれません。
印象的なはじまり
初めて会った日のことは、今でも鮮明に覚えています。
二足立ちで、お出迎えしてくれたんです。
「あ、この子はうちの子になるんだな」と、その瞬間に思いました。今でも時々、あの日のことを思い出して、マグの寝顔を眺めています。
弟犬・ペニー|遊び好きで、人も犬も大好きな天真爛漫タイプ
ペニーは、マグとは真逆。とにかく活発で、人も犬も大好きな男の子です。
公園やドッグランで他のワンちゃんに会うと、犬種に関係なく「遊ぼう遊ぼう!」と全力で誘います。小型犬・大型犬・子犬・シニア犬、誰でもウェルカム。社交性の塊のような子です。
音のなるボールが大好物
ペニーの一番のお気に入りは、音のなるボール。
これがあれば、何時間でも遊んでいられそうな勢いです。投げると一直線にダッシュして、上手に咥えて持ってきてくれる。意外と運動神経も良くて、見ていて飽きません。
唯一の弱点は…「車」
そんなアクティブなペニーですが、車だけは大の苦手。
「車でちょっとお出かけしようね」と話している段階で、すでに気配を消そうとします。「呼んでも来ない」「リードを見せても無視」、出かける気配を察した瞬間からの行動が読めません。
実際に車に乗せると、震えが止まらない…ということもしばしば。アクティブな性格なのに、車だけは別人(別犬)になります。
ヘソ天が大好き
ペニーの定位置の寝相は、「ヘソ天」です。
おなかを丸出しにして、四肢を投げ出してリラックスしている姿は、見ていて本当に可愛い。「警戒心ゼロかよ」と心の中でツッコミながら、毎日その寝姿に癒されています。
2頭の関係性|仲良し…ではあるけれど
マグとペニー、仲が悪いわけではありません。でも、いつもニコニコしているわけでもなく、毎日いろいろなドラマがあります。
ペニーが仕掛ける、毎日の「ワンプロ」
仕掛けるのはたいていペニー。
「ねぇねぇ、遊ぼうよ」とちょっかいを出して、それがワンプロ(ワンちゃん同士のプロレス)に発展するのが、我が家の日常の風景です。
おっとりマグも、ペニーの誘いに乗ってくれることが多くて、見ていてほっこりします。
撫でていると、必ず割り込んでくるペニー
マグを膝に乗せて撫でていると、必ずペニーが割り込んできます。
「僕も僕も!」と全力アピール。マグが「またか…」という顔をしているのが、これまた面白い。
我が家の夜のリビングは、いつもこんな感じです。
ご飯をめぐる、毎日の小さな攻防
これは2頭飼いあるあるかもしれませんが、食事をめぐる小さな攻防が日常的に繰り広げられます。
ペニーは時々、ご飯を真面目に食べない時があります。残したまま、ふらっとどこかへ。
すると、それを見ていたマグが「もったいないなぁ」とばかりにそーっとペニーのご飯に近づくわけです。
ところが、です。
食べないくせに、ペニーが急に戻ってきて壁を作って阻止するんです。
「いや、君食べないよね?」と心の中でツッコミながら、毎度笑ってしまう光景。自分は食べないのに、マグには絶対に渡さない、というペニーの謎の意地が、可愛くて仕方ありません。
ふたつのハーブと暮らして
マグのおっとりと、ペニーの活発。
同じ犬種、同じ家、同じご飯、同じ環境。それなのに、こんなにも性格が違うんだなぁと、毎日驚かされます。
そして、2頭が一緒にいてくれることで、家の中の空気がいつも豊かになっていることも、しみじみ感じます。1頭だけだったら、たぶん「ワンプロ」も「割り込み」も「ご飯の攻防」も見られなかった。それぞれの個性が、お互いをより際立たせている気がします。
これからも、マグとペニー、それぞれのペースで、ゆっくり一緒に歳を重ねていけたらと思います。
次回は、もうひとつの趣味である競馬との出会いについて書いていく予定です。よかったらまたのぞきにきてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


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